テクラニュース 2008 秋号
 お客様各位

Tekla Structures 14.1をリリース致しました。
バージョン14.1には、数々の新機能が追加されています。

「 Construction Management / 建設管理 」の他、バージョン 14.1では、鋼構造とプレキャストコンクリート詳細設計、そして鉄骨製作、エンジニアリングに関する多くの機能が改良されています。

まずすべてのユーザー様に影響する点は、従来は国ごとに異なるフォルダに分かれていた環境設定が、バージョン14.1からは共通化されます。これにより、すべての環境設定を1つのフォルダで管理できるようになります。
InquiryTool
さらに、「Inquiry Tool / 簡易紹介ツール 」ツールもまた、全てのユーザー様にご活用頂ける新しい機能です。選択したモデルオブジェクトの情報を、別ウィンドウで表示することができるようになり、スクリーンのあらゆる位置にドラッグアンドドロップすることが可能です。そして[ Inquiry Tool  / 簡易紹介ツール ]ダイアログボックスに表示される各情報は、ユーザー様が定義することができます。初期設定では、このツールは選択したモデルオブジェクトの長さと面積と重量を表示します。
ShowOnlySelectedTool
選択部材のみ表示 」ツールでは、レンダリングされたビューの中で新しい表示機能を提供します。 ビュー内で、選択しない部材を素早く非表示にすることができ、大容量のモデル上で干渉チェックを表示するときに役に立ちます。表示したい部材だけを選択、右クリックで[ 選択部材のみ表示 ]を選ぶと、選択しない部材は透明または非表示になります。また、選択した部材を完全非表示にすることもできます。

従来のバージョンと比較して、「 進捗状況の表示ツール  」の表示速度も大幅にスピードアップしています。
Construction Management 「 Construction Management / 建設管理 」は、建築物に関するあらゆる情報を構造モデルにインプットし、活用することで、建設の前段階、架設計画、現場管理など、それぞれの業務の段階ごとに建設プロジェクトを管理する新しいソリューションです。

搭載される新機能Task Managerは、時間に関連する情報をTeklaのモデルにデータとして取り込み、建設プロジェクト全般を通してあらゆる段階における詳細なスケジュール管理を可能にします。Task ManagerによりMicrosoft Office ProjectまたはPrimavera P6のような別のプロジェクト管理ツールからもタスクをインポートできるようになります。日本語化の時期はまだ未定ですが、随時アップデートしてまいります。

鋼構造詳細設計および制作関連の新機能
Tekla Structures14.1の、鋼構造モデリングには、溶接の頭マーク溶接ナンバリング溶接情報の表示など、いくつかの溶接関連の機能が追加されています。

図面作成機能の改良点は、図面の作成と更新、そして単品図や製品図を開いたり更新する際のスピードの向上です。また新しい単位としてフィートとインチを追加しました。希望する寸法およびエレベーションマーク単位と形式を設定することにより、フィート、インチ、分数または小数を組み合わせた単位形式を表示できます。例えば、26 7/8、または26.75、また2'-2 7/8などの単位表示が使用可能となります。

Tekla Structures 14.1では、DSTVの改善や、また鉄骨コンポーネントの改良が含まれています。

Tekla Structures 14.1の新機能として、Tekla Structuresと、CSiの解析プログラムであるSAP2000とのインターフェイスが改良されています。ユーザーは、SAP2000で設計を開始したあと、その計算結果をTekla Structuresに取り込むことができます。従来どおり、Tekla StructuresからSAP2000にエクスポートすることも可能です。

リリースノートに記されるTekla Structures 14.1の機能に関する詳しい情報は、エクストラネットに掲載しています。

プレキャストコンクリート構成の新機能Precast Edge Chamfer
Tekla Structures 14.1が提供するプレキャストコンクリートモデリングに対する新機能として、R処理機能の向上があります。これにより、部材端のR処理をすることができます。R処理も連動的なため、部材に変更を加えた場合、R処理も変更されます。またスケッチエディターの機能が向上したことで、任意断面をより容易にスケッチできるようになりました。

Tekla Structures 14.1では、図面の作成、表示および更新のスピードが従来よりさらに速くなっています。図面複製機能も改良されており、選択したビューだけの寸法を複製することができるようになっています。ヤード単位系を使用する場合は、マーク単位形式も分数インチの単位で表示できます。

マニュアルで作成する鉄筋コンクリートの寸法は、モデル上の変更に連動しています。図面上では、モデルで作成したR処理を表示/非表示にすることができます。ハッチングは背景が無地で、部材面または円や多角形など追加の図面オブジェクトで使用することができます。新しい図面色モードは、図面のグレースケールモードでも色を表示できます。

さらに、システムコンポーネントには、計19もの改良点があります。例えば、ハンチ結合、梁及び柱部材に対する配筋作成機能が改良されています。



Saipem 2002年、SaipemとTeklaはSaipemの海洋構造部門でのTeka Steructures導入のための技術プロジェクトに共同で取り組みました。Harpaceas( Teklaのイタリアの販売代理店 )で行われたこの技術プロジェクトは、San Donato Milaneseで、Saipem 設計部門と設計段階における重要な問題の確認作業から始まりました。

HarapceasとSaipemはTeklaの開発チームと共同で、イタリアに拠点を置く自社開発チームも含め、アプリケーションのカスタマイズを行いました。この開発では比較的短期間のうちに明確な結果がもたらされました。今日、Saipemが使用しているTekla Structuresの構成には、海洋構造物設計のプロジェクト管理に特化した一連の機能が含まれています。Teklaのオープンソリューションにより、Saipemは自社の設計部門を改革し、さらなる価値を生み出す事に成功したのです。> 全文を読む ( 英語 )
TeklaとElematicは、プレキャストファブリケーター向けエリート・ソフトウェアソリューションの共同開発を行っています。Tekla StructuresとElematicのELiPLAn ERPシステムは連携して活用することが可能です。カナダのBeton Prefabrique du Lac rapidlyは業務にTekla Structuresを導入し目覚しい成功を収めています。

エリート・ソリューションで理想のコンクリート建設を!Elite Solution
ElematicとTeklaは、3次元モデリングおよびプレキャスト生産計画システムの双方向で統合された機能提供しています。この統合ソリューションは、構造モデリング、部材詳細設計および受注からさまざまな種類のプレキャスト製品の出荷まで管理することを可能にするもので、これによってすべての構造データを3次元モデルからERPに自動的に転送し、Tekla Structuresの3次元モデル上で容易にデータを表示させることができます。

プロジェクト全体を統合的に考える際、互換性のあるソフトウェアを使用することにより、営業活動、入札、コスト見積もり、概念設計から詳細設計、製作および架設までの業務の合理化を実現します。高度な変更管理機能により、変更はすべての関連コンポーネントに反映され、コスト増の原因となるエラーを最小限に抑えます。その他業務と設計および詳細設計を統合することで、業務全体の効率を向上し、期限内の製造および納品を確実にできます。

ELiPLANとTekla Structuresを活用し工場全体を俯瞰することで、生産能力を一目で把握することができます。より確実な納期を決定し、事前に正確な製造計画を立てることが可能となります。プロジェクトのコストや利益も綿密に分析することができるため、将来的なプロジェクトをより正確に見積ることが可能となります。Tekla StructuresとELiPLANのコラボレーションは、ユーザー様に大きな相乗効果を提供するでしょう。

11月23日~27日、ドバイ国際展示センターで開催されるイベント「 BIG 5 」で、TeklaとElematic はエリート・ソリューションのプロモーションを行います。さらに、2008年12月9日~11日にロシアのペテルブルグで開催されるICCX カンファレンスにも出展します。

Tekla Structuresを導入して大成功を収めたBPDL
既存の業務プロセスに新しい技術を採用することは、しばしば困難を伴います。しかし、カナダのBeton Prefabrique du Lac ( BPDL )はTekla Structuresを導入することで大きな成功を手にしました。 BPDLは、Tekla Structuresプレキャスト詳細設計を導入してからわずか1年強で、すでにその初期投資を回収できました。
> 全文を読む(英語)
Tekla Structuresと他のソフトウェア間のインターフェイスに新たに2つのインターフェイスが加わりました。

MIDAS IT社が開発するmidas Genは、Windowsベースの、汎用目的の構造解析および最適設計システムです。優れた日本語入力・出力インターフェイス環境を提供しており、2002年日本販売開始以来、現在1000ライセンス以上が普及しています。MIDAS IT社は、Tekla Open API™技術を活用して、midas GenにTekla Structuresの3Dモデルデータをインポートするリンク機能を開発しました。Tekla Structuresで作成された3D モデルから、構造解析及び断面算定用のmidas Genモデルを自動生成します。日本の鋼材規格にも対応し、さらに断面算定の後に変更された断面情報のみをTekla Structuresの3Dモデルにそのまま反映するため、Tekla Structuresで変更する必要がありません。日本では、11月13日よりmidas Gen‐Tekla Structuresインターフェイスを発売開始します。
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  ★ midas Gen‐Tekla Structures インターフェイス発売開始キャンペーン実施中! ★
      ・ キャンペーンサイト
      ・ MIDAS User Support Systemのサイト    

    【 販売に関するお問い合わせ先 】
    株式会社 構造計画研究所
    midas Gen担当: 03-5342-1050、midas@kke.co.jp
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また、TeklaとCype Ingenieros は、スペイン語市場向けの高度なソフトウェアインターフェイスを発表しました。CYPE Ingenieros, S.Aは、スペインのエンジニアリングソフトウェア業界のリーダーであり、CYPECADに統合されたNuevo Metal 3DおよびEstructuras 3次元モデリングシステムを開発しています。同社が、TeklaOpen APIを使用して開発したインターフェイスにより、CYPECADの解析結果から鉄骨部材の断面と配置をTekla Structuresに直接出力することができます。これによって、構造計算から3次元モデル作成のプロセスを効率化し、プロジェクトに費やす時間を大幅に削減することができます。
来年の新バージョンからの64ビット環境に移行に伴い、Template Editor 2.20で作成したテンプレートやレポートを、Tekla Structures 15.0以降で継続してご使用する場合は、Template Editor 3.31で新しい形式に変換する必要があります。

変換に関する資料は、エクストラネットにて公開しております。( 予めエクストラネットにログイン下さい。 )
今年末、毎年実施させて頂いているTeklaお役様満足度調査をEメールにてお送りします。手数ですが当調査にご協力頂きますようお願いいたします。お客様から頂いたご意見は、今後、弊社のサービス向上に活かして参ります。なお来年初旬にテクラニュースにて調査結果をご報告させて頂きます。
建築業界で働く仲間、キャドとビムの間で、また一騒動持ち上がっています。今回の彼らの会話からは、プロジェクトの営業活動初期段階におけるモデリングやコミュニケーション技術のメリットが、見えてきそうです。
Cad&Bim