Season's Greetings 2010


お客様各位

拝啓 師走の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

世界経済では、景気回復の兆しがようやく見えて参りましたが、建設業界においては、世界的に受注単価の下落傾向が続いております。そんな中、BIMを導入したワークフローが注目を集め、メディアでも多く取り上げられるようになってきました。弊社のお客様におかれましては、BIMのワークフローにTekla Structuersを導入され、世界中のプロジェクトで効果を上げられていることを大変嬉しく思っております。

弊社では、継続的な製品開発を推進しており、2011年にはデータ連携機能を強化、BIMの導入を強力に支援する新たなアプリケーションのリリースを予定しています。お客様の業務効率化を向上させる有効なツールとなると思いますので、ぜひご期待ください。

皆様の日頃のご愛顧に、心より感謝の意を表しますとともに、2011年も皆様にとってさらなる飛躍の年になりますよう、お祈り申し上げます。
                                                                   敬具


Risto Räty (リスト・ラティ)
取締役副社長 Tekla Corporation


施工まで考慮したBIMを実現するためには、多くのソフトウェアとのデータ連携が必須となります。2011年2月にリリースを予定しているTekla Structures 17では、他のソフトウェアとの相互換性の向上、Tekla Open API™の改良、モデル情報を共有するための機能の強化など、現在のワークフローを広範囲に渡って効率化させるため、様々な機能の改良や新機能が追加され、利便性が向上しています。

Tekla Structures 17では、オブジェクト表現におけるカラーバリエーションの追加やWindowsに近い操作性に加え、コメント、干渉チェック、編成、ビュー、スナップ、プロジェクト管理に関するツールが改良されました。

さらに、建設業界におけるな様々なソフトウェア(Unitechnik、BVBS 2.0、BETSY、ELiPLAN、SDI、Trimble Robotic Total Stations、ArchiCAD、Autodesk Revitなど) とのデータ連携、CNC工作機械とのデータ連携機能の向上や3Dconnexion mouse社製の3Dマウスへの対応など、相互運用性が大幅に向上しています。
正確な部材表示やカスタマイズにより、精度の高い自動作図が可能となります。最新バージョンTekla Structures 17.0は、お客様のプロジェクト進行をより強力に支援します。また、プロダクトイメージやデスクトップに表示されるショートカットのアイコンも一新され、ご使用のバージョンも識別しやすくなります。

ダイアログボックス [マクロ] には幾つかの新しい機能が追加されています。例えば、「Close Temporary Views」を使用すると、複数のウィンドウで開いている一時ビューを一括して閉じることができます。



一般投票において1位を獲得したSutter Medical Center がBIMプロジェクト部門においても、最優秀賞を受賞しました。11の組織から編成されたIPDチーム*は、2008年のプロジェクト初期段階から構造や設備の情報など建設に関わる様々な情報を3次元モデルに集約し、詳細な竣工レベルのモデルを作成しています。竣工後、BIMモデルは、構造と設備に関するデータとして、施主に提供され、ファシリティマネジメントに活用されます。

*IPD(インテグレーテッド・プロジェクト・デリバリー)…計画の初期段階から建築に関わるプロジェクトメンバーの協力体制を築き、包括的な合意形成を行いながら、プロジェクトを遂行する新しい協業の形態。 

鋼構造部門では、Yugasoft社のチェンナイ空港 新旅客ターミナル(インド)、プレキャストコンクリート部門では、Hurks Delphi Engineering社のオフィスビルプロジェクト(オランダ)が最優秀賞を受賞しました。また、集合住宅建設プロジェクト(フィンランド)におけるBIM活用が評価され、Ylimäki & Tinkanen社が特別賞を受賞しています。

Tekla Global BIM Awards 2010の受賞プロジェクトの詳細を読む 

テクラ本社にてグローバルヘルプデスクを担当しているKatriは、Structures 17.0 をより効率的に活用いただけるようテクラエクストラネット内に、お客様からいただいた問い合わせの回答やTipなどを掲載したブログを開設しました。最初の投稿では、新しいキーボードショートカットとして、ミニツールバーの表示/非表示の切り替え方法を紹介しています。「お客様の課題を解決し、効率向上を支援することが私のミッションです。日々の業務で蓄積された様々なノウハウを世界中のお客様に提供することを目的としてブログを開設しました」と、開設の経緯について語っています。

テクラエクストラネットの『Katri’s Tips and Tricks』のブログを読む(英語)
*テクラエクストラネットは、Tekla Structures の保守契約を締結されているお客様向けのサイトです。

テクラは、海外の先進的なBIMブログサイト www.bimsightblog.com にコンテンツを提供しています。このサイトでは、最先端のテクノロジーを有するプロバイダーによるBIMの概念的な見識や最適なBIMベースの意思決定プロセスなど実務的なソリューションを紹介しています。

BIMをBuilding Information Management と捉えるコンセプト英国における建築業界の動向施工現場におけるBIM活用などの最新の記事を読む(英語)

効率的に建設プロジェクトを進行させるためには、様々な工程で作成されるBIMモデルの整合性を確認する必要がありますテクラは、お客様の業務をより効率化させるため、建築・建設業界における様々なソフトウェアベンダーとの協業に取り組んでおります。その取り組みの一つとして、Tekla Structuresと各ソフトウェアとのシームレスなデータ連携を実現しOpen BIMのワークフロー促進しています。


• Trimble社のコンストラクションマネジメントにおけるBIM活用の詳細を読む(英語)
• テクラとGraphisoft社によるOpen BIMのワークフローの促進について詳細を読む(英語)

ドイツ最大手の建設会社 Max Bögl Group 社は、プレキャストコンクリート向けの設計システムの選定プロセスを経て、 Tekla Structures を全社に展開することを決定しました。これにより生産計画システムとの連携を含め、設計から建設に至るすべての工程で、 Tekla Structures のデータが活用されることとなります。

Max Bögl Group社がBIM戦略の中でTekla Structuresを採用した理由を読む(英語)



2011年1月18~21日、ラスベガスコンベンションセンターで開催される「World of Concrete」は、コンクリート業界に特化した世界最大級のイベントです。業界トレンド、競争力を維持するために必要な最新テクノロジー、資源、教育に関する情報を得ることができます。テクラはパートナーであるTrimble社と共同出展し、地理空間情報分野におけるワークフローをより効率的に実施するための、BIMベースの新しいアプリケーションを発表いたします。

2011年も皆様にとって更なる飛躍の年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。