Tekla Structuresを活用しBuildLiveTokyo2009でグランプリを獲得した
SKUNK WORKSとArchi-TEKLAがプロジェクトの全容を発表
― テクラ株式会社、グラフィソフト主催 パワーユーザーカンファレンスに参加 ―
2009年2月に開催された「 Build Live Tokyo 2009 」( 以下、BLT2009 )で、見事BIMグランプリを受賞したチーム「 SKUNK WORKS ( スカンクワークス ) 」( 以下、SKUNK WORKS )と、ベストパフォーマンス賞を受賞したチーム「 Archi-TEKLA ( アーキ‐テクラ ) 」( 以下、Archi-TEKLA )が、5月13日( 東京 )、15日( 大阪 )に開催されたグラフィソフト社の第2回パワーユーザーカンファレンスで、初めてプロジェクトの全容を紹介しました。当カンファレンスでは、株式会社日建設計の山梨知彦氏による基調講演が行われ、また協賛企業によるプレゼンテーションではテクラ株式会社よりフィンランド本社のB&C Structural Design SegmentディレクターであるLaura Virros( ローラ・ヴィロス )がフィンランドにおけるBIM事例を紹介しました。
テクラ株式会社は、前田建設工業建築設計部の有志が率いるSKUNK WORKSに構造設計担当として参加しました。当設計部は、意匠設計にArchiCAD、構造設計にはTekla Structuresを採用しています。BLT2009では48時間という制限時間内に、複数のBIMツールを駆使することでBIMワークフローを確立し、精度の高い統合モデルを作り上げました。実際に建設可能な建築物の設計を完成したことも高く評価され、BIMグランプリ受賞という素晴らしい功績を収めました。
BLT2009の審査委員長であり株式会社日建設計 設計部門副代表の山梨氏は、SKUNK WORKSについて、「 このようなプロフェッショナルなプロジェクトをわずか48時間で実行するのは3DCAD無くしては不可能だったでしょう。特に鉄骨構造については海外で定評のあるTekla Structuresをいち早く導入した前田建設工業の熟練度が生かされています。 」とコメントされています。
ベストパフォーマンス賞を受賞したArchi-TEKLAは、Tekla StructuresとArchiCADのそれぞれにおいて熟練した経験を持ち、プラント設計分野で活躍する大脇茂弘氏と、池田雅信建築デザイン事務所代表の池田雅信氏のペアによるチームです。構造設計主導で環境に配慮した設計を行うという意味を込めたコンセプト「 環境&構造デザイン 」の元、IFCデータをフルに活用することでTekla StructuresとArchiCADによる高精度な建築物の設計を実現しました。またチームメンバー間における遠隔地でのコミュニケーション手段には、SkypeとSkyDriveを活用しオンタイムでのコミュニケーションを可能にすることで、少人数且つ遠隔地でのBIMコラボレーションを成し遂げたことも、高く評価されています。なおArchi-TEKLAは、STAAD Proを活用した動解析も行いました。
テクラ社 フィンランド本社のB&C Structural Design Segmentディレクター、Laura Virros( ローラ・ヴィロス )は、両チームの功績を次のように称えています。「 前田建設工業が実践されているBIMは、正に世界最先端と言えます。そして、IFCデータを活用したArchiCADとTekla Structuresのデータ連携が、意匠と構造、そして詳細設計から構造・施工シミュレーションまでのトータルプロセスを通して大きなメリットをもたらすことを、SKUNK WORKSは証明してくれました。 」 一方で、Archi-TEKLAについて、「 わずか2名のメンバーから成るArchi-TEKLAは、48時間というプロジェクト期間中、最新のオンラインコミュニケーション技術を駆使して設計のワークフローを統合しました。さらに、ArchiCADとTekla Structuresのオープンなデータ統合 / 連携 ( コラボレーション )を実践することで、少人数から成るグループでも、特にコミュニケーションにおいてBIMの採用には大きな意義があるということを実証してくれました。 」と続けています。
BIMのコンセプトは、意匠設計を中心に語られる事も多いですが、約200人の来場者を迎えた当カンファレンスは、「 BIMは建築・建設業界における全ての業務工程で大きなメリットを生み出すソリューション 」であることを再認識する最高の機会となりました。基本設計から詳細設計、解析、建設そして施工管理まで、BIMは全業務の統合を実現する最高のソリューションであることを、両チームの功績は証明しました。
テクラ株式会社の代表取締役 宮本信太郎は、SKUNK WORKSとArchi-TEKLAによるプロジェクト紹介を受け、「 今回の非常に挑戦的な課題を克服する為に、新しい設計業務や設計工程の取り組みを実施するにあたり、BIMは、参加チームの魂に、同時進行する各設計作業を力強く支援し、さらに革新的な方法を生みだしました。 」と述べています。
【 前田建設工業株式会社について 】
1919年1月福井県において創業。高瀬川発電所工事をはじめとする幾多の土木工事を手がけ現在の基盤を築く。現在は建設および建設関連事業を中心に展開。建築への3D-CAD導入は2001年と比較的早く、意匠・構造・設備のデータ連携には定評がある。さらに近年では「 生産施設における製造シミュレーション 」等、各種エンジニアリングサービスを提供して高い評価を受けている。
【 テクラについて 】
本社フィンランド。1999年、日本法人設立。テクラは、建築・建設業界を中心に、モデルベースの3次元構造系CADソフトウェア「 Tekla Structures® 」を開発・販売しています。3次元モデルをベースに設計・製作・施工管理を一つのワークフローとして管理するBIM( Building Information Modeling )を実現するソフトウェアとして、世界80カ国以上で16,000ライセンス以上の導入実績を誇っています。日本では、ゼネコン、主要ファブリケーター、プラント、エンジニアリング企業でテクラのソリューションを採用頂いております。
【 Tekla Structures®について 】
材質・構造形式に依存せず基本設計から詳細設計、製作、建設に至る全ての構造情報を一つのモデルで管理するBIM( Building Information Modeling )を実現するソフトウェア。モデルから図面・帳票・NCデータを自動生成する事で設計変更への迅速で柔軟な対応、図面不整合の撲滅が可能となり、設計効率が大幅に向上されます。
【 プレスリリースに関するお問い合わせ先 】
テクラ株式会社 マーケティング 安藤亜紀子
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